骨の成長に合わせて行う子供の歯科矯正とは異なり、成人の矯正は歯並びの矯正のみを行っても顎関節症や自律神経失調症のリスクは回避できません。
特に成人咬合矯正の場合、下顎運動は一人一人異なり、肩こりなど他の体の不調にも影響します。
下顎の動きを見て歯並びだけでなく、噛み合せによって顎に負担をかけないか、横顔の審美面においても考え、時には必要な歯が足りない場合にはインプラントでの治療を交えて矯正の治療をしていきます。
小笠原歯科診療所では上下の歯並びを整えるとともに噛み合せも機能的に治療を進めるので成人の場合は一年から一年半ほど動的治療を行い、その後約3か月の安定期間を設けて歯冠を修復して治療が終了します。